【ハードウェア】

日本電算機、TV録画ができるホームサーバーを発表

■URL
http://www.jcc.co.jp/iboxserver/server-top.html

 日本電算機株式会社(JCC)は18日、ホームサーバー製品「iBOXブロードメディアサーバ」シリーズを発表した。「iBOX」シリーズは、テレビにつないでリモコンで操作できるインターネット端末として1996年に登場して以来、ブロードバンド環境への対応や、ホームサーバー機能の追加など進化を続ける商品で、全ての操作をリモコンでできるのが特徴だ。

 従来のiBOXシリーズが備えるセットトップボックスとしての機能のほかに、ブロードバンドルーターやWebサーバー、無線LANのアクセスポイント、テレビチューナー、HDD録画機能やCD/DVD-Videoの再生機能などを搭載した総合的なホームサーバーとなっている。

 Webサーバーでは、コンテンツの公開のほか、日記機能やスケジュール管理、掲示板や全文検索機能などが利用できる。同社では、ダイナミックDNSサービスを用意しており、動的なIPアドレスでもWebサーバーの公開を可能にしている。また、HDDへのテレビ録画では、iモードとEPG(電子番組ガイド)を利用することも可能だ。

 iBOXブロードメディアサーバは、インターフェイスとして映像と音声の出入力端子、イーサネットポート、USB、ダイアルアップモデムの端子などを備えている。HDDの容量は、40Gバイトから160Gバイトまで選択できる。ソフトウェアは、LinuxベースのOS、Webブラウザー、Apache、ビデオ編集ソフト、HDD録画ソフトなどで構成される。別途ワイヤレスキーボードも用意されている。

 iBOXブロードメディアサーバは7月22日よりサイトで予約を開始する。当初は、低価格モデル「iBOXサーバ is-1」(オープンプライス、販売推定価格98,000円、以下同じ)と、普及モデル「iBOXサーバ is-2」(148,000円)の2機種だが、今秋には記録型DVDドライブを搭載したモデル(198,000円)の発売も予定されている。

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(2002/7/18)

[Reported by adachi@impress.co.jp]

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