【広告】
~「Google Sponsored Link Program」の採用は日本では初の試み
BIGLOBE、Googleのオークション型広告プログラムの掲載を開始
■URL
http://www.nec.co.jp/press/ja/0209/0204.html
http://search.biglobe.ne.jp/
「GSLP」を利用した検索結果の一例 |
NECの社内カンパニーであるNECソリューションズは、検索サービス「BIGLOBEサーチ“Attayo!”」のビジネス強化の一環として米Googleとの提携を拡大し、オークション型広告である「Google Sponsored Link Program(GSLP)」の掲載を開始した。
GSLPは、検索キーワードにあわせたテキスト広告を検索結果にあわせて表示する「キーワード連動広告」の一形態となる。このシステムは、Googleの広告システム「Google AdWords」を応用したものだ。実際に特定の検索キーワードを入力すると、検索結果の上位サイト名の右側に「PR」と表記されたサイト名が表示され、これが当該広告となっている。
今回BIGLOBEが採用したGSLPでは、「Google AdWords」を元に、オークション型の形式を取り入れたものとなっている。オークション型とは、まず広告主が提示した広告料を元に掲載順位が変動する。しかし、その後のクリックレートが下がると、それに連動して掲載順位も下がる形式となっている。
BIGLOBEによると「今回のGSLPの採用は、従来ポータルサイトの代表的な広告形式であった『リーチ型』から、企業広告主からのニーズが高い『ターゲティング型』の広告形式を提示することが目的の一つだ。また、ユーザーに対してもリーチ型のユーザーの興味に沿わないことがある広告よりも、より自分の興味に近い広告を提示することによる『Win-Win』の発想がある。今後もBIGLOBEでは、Googleとの関係を維持し新たなサービスを提供していきたい」とのこと。
◎関連記事
■NEC、検索ポータル“Attayo!”の説明会を開催~米GoogleのCTOも登場
■NEC、ナビゲーションサービスを付加した検索ポータル「Attayo!」を開設
■アナタもGoogleに広告を出せる!? 「Google AdWords」
(2002/9/3)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]