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Google Chrome
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米Googleは2日、オープンソースの独自ブラウザ「Google Chrome」のベータ版を公開した。日本語を含む40以上の言語に対応しており、同社のサイトから無料でダウンロードできる。対応OSはWindows Vista/XP。ここでは、Google Chromeの各種機能について、画面を使って紹介する。
● 多機能ワンボックス
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Chromeの上部には、一般にアドレスバーと呼ばれている部分があるが、新たに「多機能ワンボックス」と命名されている。ここでは、URLの入力以外にも、Webページの検索や閲覧履歴、キーワードの候補表示などを行う
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「多機能ワンボックス」で「すと」と入力した画面。Googleで「ストリートビュー」などの検索キーワード候補が表示される
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● 頻繁に使うページは「新しいタブ」ページで表示
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タブをデスクトップの余白にドラッグ&ドロップすると、新しいウィンドウが起動する(「Ctrl + N」でも可能)
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タブの右側にある「+」ボタンをクリックすると「新しいタブ」が開く(「Ctrl + T」でも可能)。ここでは、「よくアクセスするページ」のほか、「最近追加したブックマーク」や「最近閉じたタブ」などを確認できる
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● アプリケーションショートカット
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「ページメニュー」ボタンの「アプリケーションのショートカットを作成」をクリックすると、「Gmail」や「Google カレンダー」などのWebアプリケーションのショートカットを作成できる
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「アプリケーションのショートカットを作成」でGmailのショートカットを作成する画面。ショートカットの作成先は、デスクトップ、スタートメニュー、クイック起動バーの3種類を選べる
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Gmail、Google カレンダー、Google ドキュメント、Google リーダーのショートカットを作成した画面
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Gmailのショートカットを開いた画面。ブラウザを起動するのではなく、ローカルのアプリケーションを起動するのと同じように、アプリケーションにアクセスできるのが特徴だ
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● メモリ使用量を確認できるタスクマネージャ
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「ページメニュー」ボタンの「開発/管理」から「タスク マネージャ」(「Shift + Esc」でも可能)を選ぶと、メモリ使用量を確認できる「タスク マネージャ」が起動する
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「タスク マネージャ」の下側にある「統計情報」をクリックすると、より詳細な管理画面を表示できる
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● Webページ履歴を記録しない「シークレットウィンドウ」
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「Google Chromeの設定」ボタンから「履歴」(「Ctrl + H」でも可能)を選ぶと、Webページの閲覧履歴を表示できる。キーワードを指定して履歴を検索することも可能だ
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「ページメニュー」ボタンから「シークレット ウィンドウを開く」(「Ctrl + Shift + N」でも可能)を選ぶと、シークレットウィンドウが立ち上がる。ここで閲覧したWebページは履歴が記録されないほか、新しいCookieもシークレットウィンドウを閉じるとすべて削除される
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● ブックマーク、設定のインポート、ページ内検索
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URLの左にあるスターアイコンをクリックすると、表示中のWebページをブックマークに追加できる
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登録したブックマークは「新しいタブ」内の上部にあるブックマークバーに表示される。「Google Chromeの設定」ボタンから「ブックマーク バーを常に表示」(「Ctrl + B」でも可能)を選ぶと、すべてのタブで常にブックマークバーが表示されるようになる
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従来使っていたブラウザのブックマークなどの設定をGoogle Chromeにインポートすることも可能だ
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「ページメニュー」ボタンから「ページ内検索」(「Ctrl + F」でも可能)を選んで検索キーワードを入力すると、一致するキーワードが黄色で表示される。ページ内検索画面の右側にある矢印をクリックすると、一致したキーワード間を移動できる。選択中のキーワードは、オレンジ色で表示される
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● Google Chromeの設定
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「Google Chromeの設定」ボタンから「オプション」を選ぶと、Google Chromeの設定を行える。「基本設定」タブでは、起動時に開くページを指定したり、既定の検索エンジンを選ぶことなどが可能だ
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利用可能な検索エンジンを編集するページ。新たな検索エンジンを追加登録したり、不要な検索エンジンを削除することが可能だ
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「詳細設定」タブでは、ダウンロードしたファイルの保存先やパスワード保存の有無、フォントと言語を設定できる
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フォントとエンコードの設定画面
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言語の設定画面
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「高度な詳細タブ」ではセキュリティやネットワークの設定を行える
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関連情報
■URL
「Google Chrome」ダウンロードページ
http://www.google.com/chrome/
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・ Googleが独自ブラウザを開発した理由、開発責任者が語る(2008/09/03)
( 増田 覚 )
2008/09/04 14:01
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