Gmailの新着メールを知らせてくれる「GmailChecker 2 - 月光 -」


こんなところが便利!

 アカウントとパスワードを設定すれば、すぐ使い始められるGmailの新着メールチェッカー。新着メールはバルーンやポップアップで知らせてくれるほか、WebブラウザでGmailにアクセスしなくても専用画面でメール本文を参照できる。設定できるアカウントの数は無制限なので、複数のGmailアドレスを使い分けている方にも便利。


■GmailChecker 2 - 月光 -
  著作権:綾野ちい氏
  動作OS:Windows 7/Vista/XP/2000
  http://soft.udonge.net/



Gmailの新着メールをローカルアプリのように通知してくれる

 「GmailChecker 2 - 月光 -」はGoogleが提供する無料のWebメールサービス「Gmail」の新着メールを通知してくれる常駐型のメールチェッカーだ。設定アカウントに上限がないため、複数のGmailアカウントを使い分けている方でも、すべての新着メールが確認できる。

「GmailChecker 2 - 月光 -」起動時のメインコンソール。動作には.NET Framework 3.5以降が必要基本的な設定はウィザードを使えば完了する

 初めて実行する際にウィザードが起動し、追加アカウントや表示関連を除いて、必要な設定はほぼ完了してしまうためにすぐ利用できる。Google Appsに対応しており、「au one メール」や「Livedoor メール」のチェックも可能だ。

 メールのチェック間隔は1~60分まで1分単位で設定でき、新着メールがあるときは、バルーンまたはポップアップ通知のいずれかで知らせてくれるほか、外部プログラムを起動することもできる。

 メール一覧からメールの本文を表示できるので、ブラウザを起動してGmailにアクセスする必要がないのもうれしい。アカウントが複数設定してある場合は、アカウントごとにタブ化されるので、表示を切り替えで確認できる。表示したメールは既読扱いになり、Gmail上にも反映される。メッセージ一覧から迷惑メールも表示できるため、誤って迷惑メール扱いになってしまったメールの確認もしやすい。

 動作設定や、メール一覧のフォントサイズなどを変更したいときは、[メイン]→[基本設定]を開く。タスクトレイのアイコンからもメインコンソールや基本設定などにすばやくアクセスでき、必要に応じて新着メールチェックの一時中断なども選択できる。たくさんのGmailアカウントを利用しているようなユーザーにはかなりうれしいツールではないだろうか。

メインコンソールの様子初期設定では、新着メールがあるとバルーン表示される
ブラウザを起動しなくてもメールの本文を確認できるタスクトレイのアイコンを右クリックするとメニューが現れる
複数のアカウントを設定できる新着メールを通知する際のサウンドや通知方法などを設定するメッセージ一覧で表示するフォントやフォントサイズはプレビューしながら調整可能

関連情報

2009/10/28 06:00


すずまり
大学卒業後、システム開発会社→ISPの営業企画→フリーのWebデザイナー→フリーのライター、とどんどん脱線。オンラインサービスからソフトウェア、ハードウェアまでIT関連のレビューを中心に活動中。趣味は写真。キックボクシングのリングサイド撮影が講じて、現在は目黒の某ジムの練習生に。現在の目標はミドルキックの上達とくびれの復活。