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NTTデータ先端技術、「JC-STAR」の検証事業者としてセキュリティ適合評価サービス提供開始
2025年6月27日 06:30
株式会社NTTデータ先端技術は6月24日、IoT製品に対するセキュリティ適合性評価制度「セキュリティ要件適合評価及びラベリング制度(JC-STAR)」の「JC-STAR検証事業者」として、「★1」適合評価の受託を開始した。同社のサービス「INTELLILINK スマートデバイス診断サービス」内で提供される。
JC-STARは、経済産業省と独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が2025年3月に運用を開始した、IoT製品に対してセキュリティ要件をもとにラベリングで認証する制度。適合基準はセキュリティ水準に応じて★1~★4の4段階が設けられており、現時点では★1のみ運用中。★2は製品カテゴリーごとに基準策定が進められている。
★1と★2はチェックリストに基づいた自己適合宣言でラベルが付与されるが、自社の既存体制や既存設備で十分な適合評価を実施できないIoT製品ベンダー向けに評価を委託できる事業者として、JC-STAR検証事業者が認定されている。
同社では、★2以上の適合基準も整備され次第、検証・評価範囲を拡大したサービス提供の準備を進めていくとしている。