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IPA、ブランド・アイデンティティを刷新。デジタルが「経済社会全体を支える基盤」となる中で新しい役割を意識
ロゴは「北極星と円」をモチーフに
2026年6月8日 07:30
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は6月5日、新たなブランドアイデンティティを策定したと発表した。新たなタグラインを定め、英語名称を改め、ロゴをも新しくしている。日本語の名称「独立行政法人情報処理推進機構」および略称「IPA」は従来通り。
新たなタグラインは「Beyond Digital」。従来は「Better Life with IT」を掲げ、情報技術の普及を通じて社会の発展を支える、としてきた。今回、その志は変わらない一方で、デジタルはもはや経済社会全体を支える基盤となっており、IPAには普及だけでなく、それを経済社会の中で機能させる役割が求めらているとしている。
AI、データ、サイバーセキュリティ、人材育成、ルールや制度設計に加え、半導体などの戦略技術への支援や、サイバー安全保障分野への対応などが、IPAに求められている。これらの取り組みを個別に進めるだけでなく、人材、技術、データ、信頼、制度を相互につなぎ、社会全体の基盤として機能させることが重要である、との考えから。IPAの役割と目指す方向を社会と共有し、社会からの期待や評価を、より良い価値提供につなげていくためのものだとしている。
英語名称は従来の「Information-technology Promotion Agency, Japan」から、「Innovation Platform Agency」に変更された。多様な要素を接続し、多様な主体が価値を共創できる基盤となる、IPAに求められる役割を示しているという。
上図の新しいロゴは、北極星と円をモチーフに、変化の時代に進むべき方向を見据えながら、多様な主体をつなぎ、その実現を支えるIPAの役割を表現したものだという。北極星は、変化の激しい時代において社会が進むべき方向を象徴する。円は、多様な主体をつなぎ、価値創出を支える共創基盤を表す。
大文字と小文字を組み合わせた「Ipa」には、IPAが前面に立ってすべてを主導するのではなく、産業界、行政、アカデミア、地域、そして挑戦する人々を支え、ともに経済社会の変革を前に進める存在であるという考えを込めている。なお、テキスト表記では従来どおり大文字の「IPA」が使われる。
発表において、IPAの齊藤裕理事長は「IPAは、その発信を通じて社会との対話を深め、いただいた期待や評価を次の挑戦につなげながら、自らも進化を続け、多様な主体とともに、社会から託された役割を着実に果たしてまいります」とコメントしている。

