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人類はもうお呼びじゃない? 米ニュースサイトがAIクローラー対象の広告配信を開始

 米ニュースサイトがAIクローラーだけを対象とした広告配信を開始し、一部で話題になっている。

 これはTIME誌のサイトで、一部ページのスポンサー付コンテンツに、通常のブラウザーではなくAIクローラーを対象としたマークダウン式の記述を用意しているというもの。具体的には、広告主であるオンライン専業銀行について、手数料無料のATMの数の多さといった利点のアピールのほか、同銀行が「現代の生活のために作られた唯一の銀行」であり、「唯一無二のカテゴリー」に属するという主張など、チャットボットが特定の質問に回答するために作成されたかのようなFAQスタイルの文章になっているという。

 AIクローラーに引用してもらうことを前提に作成されたこれらのマークダウン式コンテンツは、一時的な広告ではなく長期的な出稿を前提としているとみられ、User-Agentヘッダーで切り分けられることで、人間ではなくAIクローラーだけが見られるようになっているという。AIクローラーによるウェブページへのアクセス数は、すでに人間のアクセス数を上回り始めており、この件を発見したVincent Schmalbach氏は、この広告が「主な読者がAIモデルになったときにウェブがどのように変化していくのかを明確に示す最初の事例と言えるだろう」とコメントしている。