ニュース
経産省とIPA、情報処理技術者試験などの見直しについて検討状況を公開
応用情報技術者試験・高度試験を大括り化し、3試験に再編
2026年4月6日 07:00
経済産業省と独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、情報処理技術者試験および情報処理安全確保支援士試験の見直しの検討状況について情報を公開した。
両者は、2025年5月に公表された「Society 5.0時代のデジタル人材育成に関する検討会 報告書」を踏まえて、情報処理技術者試験における試験区分体系の見直しなどに向けた検討を行っている。今回の発表では、見直し後の試験区分体系、出題範囲などの案が公開された。
見直しのポイント
2027年度から移行する予定の新試験制度における見直しのポイントについて、次の内容が紹介されている。
新試験制度ではすべての試験区分がCBT方式で実施される予定。
データマネジメント試験(仮称)を新設
新設された「データマネジメント試験」(仮称)は、AIの活用において求められる、主にビジネス部門を想定したデータの整備・管理に関するスキルを習得し、評価するための試験。ITパスポート試験の次のステップとして位置づけられており、幅広いビジネスパーソンの受験が想定されている。
ITパスポート試験にDXやAIに関する内容を追加
出題分野が「ビジネス」「テクノロジ」「セキュリティ・倫理」の3分野に再整理される。DXで求められるマインド・スタンスや、データマネジメントの基礎に関する内容が新たに追加されるほか、AI時代に対応したセキュリティ・倫理に関する出題が強化される。
応用情報技術者試験と高度試験を大括り化し、3試験に再編
応用情報技術者試験と高度試験を大括り化したうえで内容を再編し、「プロフェッショナルデジタルスキル試験」(仮称)として、「マネジメント領域」「データ・AI領域」「システム領域」の3つの試験区分が新設される。
情報セキュリティマネジメント試験および基本情報技術者試験の一部変更
「情報セキュリティマネジメント試験」および「基本情報技術者試験」において、科目Aの出題範囲体系と、科目Bの出題範囲の一部が変更される。なお、試験で問う知識・技能の範囲そのものに変更はない。


