膨大なツイートがマルチカラムで一覧でき、カスタマイズ性の高い「Janetter」
●こんなところが便利!
マルチアカウントをサポートし、リプライ、ダイレクトメッセージ、自分が作成したリスト、フォローしているリストなど、タブによる多数タイムラインの切替表示、ウィンドウサイズに応じたマルチカラム表示ができる。デザインテンプレートが標準で16種類も用意されており、新着情報のポップアップ表示も可能で、「設定」では、新着ツイートを下に表示するなど、かなり細かい調整設定ができるため、自分の使いやすさを追求できる。
■Janetter 著作権:(株)ジェーン 動作OS:Windows 7/Vista/XP http://janetter.net/jp/ |
●デザインが選べ、柔軟なカスタマイズが可能なTwitterクライアント
今回ご紹介するのは、増え行くフォローとリストを効率良くチェックしたい、動作を細かくカスタマイズしたい、とお考えの方にお勧めのTwitterクライアントだ。
ポップアップ通知中の「Janetter」 | ツイートにカーソルを合わせると右下にアイコンが現れ、右クリックで表示制御が可能になる |
マルチアカウント対応で、ホーム(メインのタイムライン)のほかに、タブでリプライ、ダイレクトメッセージ、自分で作成したリスト、フォローしているリストなどを切り替えて表示できる、マルチカラム表示対応のTwitterクライアント。あらかじめテーマが16種類用意されており、デザインを好きなものに変更できるほか、自分で作成することも可能で、タイムラインや挙動などを「設定」で細かく制御できるなどの特徴をもつ。
通常はホームのみのシングルカラム表示だが、タイトルバーの右上にある「表示モード切替」ボタンをクリックすることで、タブに応じたマルチカラム表示に切り替えられる。カラム数はウィンドウサイズに応じて変化するため、かならずしもタブの数とは一致しないが、常に一定のカラム幅が保たれるため、見やすさを損なわない。
タイムライン上では、常に最新のツイートまで自動スクロール表示できるだけでなく、右クリックにより、最新ツイートにジャンプしたり、すべて既読にするなどの操作が可能。ツイートにカーソルを重ねると、右下に「メニュー」「リプライ」「RT」「お気に入り」のボタンが現れ、メニューからは、「返信」「全員へ返信」「リツイート」「引用」「お気に入りに追加」「翻訳する」「ツイートをブラウザで開く」と細かい選択ができる。また、自分のツイートの場合は「リツイート」は選べないが、「削除」が有効になる。
写真が添付されたツイートは、タイムライン内にサムネイル表示してくれるほか、返信には必ず元になったツイートが表示されるので分かりやすい。サムネイルはTwitPic, yfrog, Plixi, はてなココ, 携帯百景, ついっぷるフォトに対応しているそうだが、筆者が試したところ、フォト蔵からのツイートでもサムネイルが表示されていた。
ツイート欄には、URLの短縮機能を備え、写真はドラッグ&ドロップで添付できる。写真のアップロード先は、「設定」により「twitpic」「yfrog」「Plixi」「img.ly」のいずれかを選べる。
送信時には、初期設定で「ツイートしますか」と確認が表示される。ツイート頻度が高いと少々面倒に感じるかもしれないが、複数のアカウントを使用している方は、一度確認できるため、間違ったアカウントでツイートするというミスを防ぎやすいだろう。「Send」ボタンで即送信したいときは、「設定」の「詳細設定」でオフにできる。
このほか、「設定」により、ツイート欄をウィンドウの上または下に移動可能。加えて、最新のツイートを下に変更できるので、従来の表示に違和感を感じていた方にはお勧めだ。タイムラインごとにポップアップ表示の有無を設定でき、表示時間などを変更できるあたりも親切。使用されるフォントや、フォントサイズも変更できるので、デザインを含め、カスタマイズの自由度は高い。
モニタ全面を使って表示してみた状態。複数のタイムラインを俯瞰できる |
オプションメニューの「プロフィール」を開くと、自分のプロフィール、ツイート、リプライ、お気に入り、RT、フォロワーの一覧などが確認できる | 「設定」の「基本設定」。タイムラインの表示順やフォントなど、見た目をカスタマイズできる |
テーマの選択画面。今回ご紹介しているのは「Simple White」 | 通知の設定画面 |
「詳細設定」では、引用フォーマットや確認の有無を指定できる |
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2011/1/19 06:00
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