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エコ&脱メタボに効果アリ? はじめよう自転車生活
二酸化炭素排出に代表されるエコ問題、そして何より健康維持の観点から、自転車への注目が高まっている。特に、ママチャリ(シティ車)とは異なる軽快さ、スピード感を得られるロードバイクやクロスバイクの魅力にハマる人は急激に増えているようだ。今回は入門者にピッタリな情報サイトや、車体メーカー、サイクリング関係のWebサイトをまとめてご紹介する。
●まずは基本からチェック!
自転車はその形態に応じてさまざまな種類に分かれているが、舗装道路での軽快性を重視したのがロードバイクやクロスバイクと呼ばれるタイプ。軽量なフレーム、幅の細いタイヤ、高度な変速機を採用し、普段の街乗りにも適しているという。
ロードバイク、クロスバイクについて詳しく知りたい場合、まずは自転車雑誌の出版社や、業界団体のWebサイトからチェックしてみるといいだろう。道交法関連のページもあわせて覗いてみてほしい。
http://www.sideriver.com/bicycle/ |
◆Sideriver
http://www.sideriver.com/bicycle/
雑誌「バイシクルクラブ」などを手がけるエイ出版社の情報サイト。バイクや釣りなどの話題と並んで自転車のコーナーを展開、初心者向け記事が豊富に掲載されている。「お役立ち情報」のページはいずれもおすすめ。
◆CYCLESPORTS.jp
http://www.cyclesports.jp/
八重洲出版が発刊する雑誌「サイクルスポーツ」の関連サイト。最新ニュースを掲載するほか、出版物の一部をWebサイト向けに公開する取り組みも行っている。全国各地の自転車店を写真付きで紹介する「サイクルショップ」のページも公開中だ。
◆スマイルサイクル
http://www.smilecycle.com/
こちらも八重洲出版のWebサイトだが、初心者や女性を主な対象としているのが特徴。特に「HOW TO BUY」のページは目的別の自転車選定法から紹介。お店へ出かける前に覚えておきたい用語集なども掲載されている。男女問わず、一読をおすすめする。
◆CycleStyle.net
http://www.cyclestyle.net/
中古自動車情報誌「Goo」の出版で知られるプロトコーポレーション運営の自転車ポータルサイト。全国の自転車販売店データベース、用途別自転車カタログ、読み物などを豊富に掲載する。「はじめて買う10万円以下の自転車カタログ」などを参考にするといいだろう。
◆CYCLINGTIME.com
http://www.cyclingtime.com/
一般人の趣味としての話題から、プロ競技の最新ニュースまでを幅広く取り扱う。自転車を今まさに始めたい人は、「News」内の「BEST BUY(買う)」のページがおすすめ。新製品情報、レビュー記事などを掲載している。
◆cyclowired(シクロワイアード)
http://www.cyclowired.jp/
ヨーロッパおよび日本国内のプロレース情報とともに、自転車最新モデル・パーツ類のレビュー記事を掲載する。専門的な話題が多いが、すっきりしたページ構成で見やすいのが特徴だ。
◆funride.jp
http://funride.jp/
同名雑誌を発刊する出版社「ランナーズ」が運営。無料会員向けに自転車関連の動画を配信する。メンテナンスや乗車テクニックを映像で確認したい人は、ぜひ覗いてみよう。
◆All About スポーツ自転車
http://allabout.co.jp/gs/sportscycle/
専任ガイドによる解説記事でおなじみのAll About。ロードバイク関連の話題を調べるには、こちらのカテゴリが便利。自転車関連サイトのリンク集も充実している。
◆価格.com 自転車
http://kakaku.com/bicycle/
価格情報サイト「価格.com」でも、自転車・パーツ関連のページを展開中。ロードバイクやクロスバイクの価格をチェックできる。口コミ掲示板を利用してみるのもいいだろう。
◆サイクルベースあさひ
http://www.cb-asahi.co.jp/
関東・中部・近畿・中国・四国の各地方に店舗網を広げる自転車販売店チェーン。通販部門のサイトでは、自転車初心者向けの記事「サイズに迷ったら」「メンテナンスマニュアル」を掲載中だ。自転車購入後に備えて工賃表で目安を知っておくのもいいだろう。
◆J SPORTS cycle road race
http://www.jsports.co.jp/cycle/
日本では趣味や健康目的での自転車に注目が集まっているが、本場ヨーロッパではプロスポーツとしての長い歴史がある。世界最大の自転車ロードレース「ツール・ド・フランス」などをライブ中継するJ SPORTSのWebサイトでは、一風変わったルールなどを解説している。テレビ観戦をきっかけに自転車にハマるのもいいかも?
◆警視庁 自転車の交通安全
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/roadplan/bicycle/anzen.htm
自転車運転時のルールを解説する。自転車は道交法上「軽車両」であるため、自動車やバイクの運転と同様、安全には特に注意を払わねばならない。特に、ロードバイクはスピードが出るため、歩行者に与えるプレッシャーは大きい。ページを参照の上、安全運転を徹底しよう。
●お気に入りモデルを探そう! 自転車メーカーのWebサイト
続いては、自転車メーカーのWebサイトを見ていこう。ロードバイクは形状こそ極端に変わらないものの、カラーリングなどは各社で大幅に異なる。じっくりと見比べて、自分好みの1台を見つけ出そう。
◆ブリヂストンサイクル
http://www.bscycle.co.jp/
http://www.anchor-bikes.com/
タイヤメーカー最大手「ブリヂストン」のグループ企業。「アンカー」のブランド名でロードバイクやマウンテンバイクを多数リリースしている。製品は、ハイエンド志向の「PRO ROAD」、普段使いを重視した「SPORT」などのカテゴリに細分化されている。
◆ミヤタ自転車
http://www.miyatabike.com/
国内有数の自転車メーカーであるミヤタ。「koga-miyata」ブランドのロードバイクを開発しており、ヨーロッパのプロチーム「スキル・シマノ」にも供給している。このほか「メリダ」の自転車も取り扱う。
◆パナソニック 自転車
http://cycle.panasonic.jp/
電動アシスト自転車や一般自転車も開発する、パナソニックサイクルテックのWebサイト。国産フルオーダーによる自転車フレーム制作サービス「POS」を手がける。比較的安価なカスタムオーダーにも対応する。
◆インターマックス
http://www.intermax.co.jp/
ツール・ド・フランス出場経験のある今中大介氏が発足させた自転車用品輸入会社。ヘルメットや心拍計、ローラー台などと並んで、自社ブランドのロードバイクも販売している。カーボン仕様の高級モデルが多い。
◆2009 Giant Bicycle
http://www.giant.co.jp/
台湾発祥の自転車メーカー「Giant(ジャイアント)」。世界でも有数の自転車メーカーとして知られ、他メーカーのOEM生産なども行っているという。70万円台後半のカーボン仕様車「TCR ADVANCED」から、10万円前後の「DEFY」「FCR」シリーズまで製品ラインアップも幅広い。
◆トレック
http://www.trekbikes.co.jp/
アメリカの自転車メーカー。ランス・アームストロングがツール・ド・フランス7連覇を成し遂げた際も、トレックの自転車が使われていた。ロードバイク「Madone」シリーズのハイエンドモデルには完成価格100万円を超える製品も。もちろん10万円前後の製品もあるので、いろいろ比べてみよう。
◆スペシャライズド
http://www.specialized.com/
こちらもアメリカの自転車メーカー。2010年モデルの発表もすでに行われている。ハイエンド製品「ターマック」はもちろん、子供向けモデルもラインアップ。東京・国立競技場そばではコンセプトストアが営業中だ。
◆キャノンデールジャパン
http://www.cannondale.co.jp/
自転車本体に加え、ジャージなどのアパレル、用具類も取り扱う大手メーカー。ロードバイクのカテゴリは「エリートロード」「ロードライフスタイル」など多種多様。カーボンモデル「スーパーシックス」、アルミモデルもある「シナプス」などを取り扱う。
◆スコット
http://www.goldwin.co.jp/scott/bike/
スポーツ用品の開発・輸入などを行うゴールドウィンが取り扱う自転車ブランド。カーボン仕様の超軽量モデル「アディクト」を筆頭に、マウンテンバイクやジュニア向けモデルなどもラインアップしている。
◆サイクルヨーロッパジャパン
http://www.cycleurope.co.jp/
水色とも緑色ともいえる独特のブランドカラーで知られるイタリア製自転車ブランド「ビアンキ」の輸入販売を行う企業。ビアンキのロードバイクは、カーボン仕様モデルがラインアップの大半を占める。
◆コルナゴ ジャパン
http://www.colnago.co.jp/
エルネスト・コルナゴ氏が立ち上げた自転車ブランド「コルナゴ」。「EPS」を筆頭とするロードバイク製品群に加え、フラットバー仕様で街乗り向きのシリーズも展開中。ロゴ入りアパレル製品も揃っている。
◆ピナレロジャパン
http://www.riogrande.co.jp/pinarello_opera/pinarello/
カワシマサイクルサプライが輸入販売する自転車ブランド。「PRINCE CARBON」をはじめとしたカーボン仕様モデルを多数ラインアップする。比較的お手頃なモデル「TREVISO」は13万4000円。
◆ダイナソア
http://www.dinosaur-gr.com/
奈良に本社がある、自転車用品輸入販売会社。「タイム」「オルベア」ブランドの自転車本体も取り扱う。詳しくは、トップページからブランドロゴをクリックしてチェックしてみよう。現役選手による製品インプレッション記事も掲載中だ。
◆サイクルモード
http://www.cyclemode.net/
大阪では11月28~29日、東京では12月11~13日に開催される国内最大規模の自転車展示・試乗会。各社の新製品がお目見えすることだろう。なにはともあれ試乗してみたいという人なら、足を運ぶ価値がありそうだ。入場料1000~1200円、高校生以下は無料。
●ありすぎて困っちゃう? 自転車グッズ
自転車を快適に乗りこなすために、専用グッズは欠かせない。ジャージや手袋といったアパレル類はもちろん、中・上級者ともなれば自転車の性能をより高める部品類も気になりはじめるだろう。購入は後回しになるとしても、最初のうちから概要を知っておいて損はない。
◆パールイズミ
http://www.pearlizumi.co.jp/
1964年からサイクリングウェアの開発を手がける。オーバーオール状のレーサーパンツ、専用シューズ、靴下、手袋など自転車用アパレルのほとんどが揃う。購入前に知っておきたい寸法測定位置などについても専用ページで解説している。
◆OGK KABUTO
http://www.ogkhelmet.com/bicycle/
モーターバイクおよび自転車用のヘルメットを開発・製造する。本社は大阪。プロ仕様の高級モデル「モストロ」は2万2050円。街乗り向きの「リガス」は1万1550円。より安価なモデルや、子供向けモデルもある。
◆ベル サイクルヘルメット
http://www.bellhelmets.jp/
米国の自転車用ヘルメットブランド。空気を取り込んでより快適なかぶり心地を実現するベンチレーション構造などに強みを持つという。日本ではインターテックが総代理店として取り扱っている。
◆パナレーサー
http://www.panaracer.com/new/indexjp.html
パナソニック ポリテクノロジーの自転車用タイヤブランドが「パナレーサー」だ。マウンテンバイク、新聞配達用実用車などさまざまな用途の製品を展開している。製品情報のほか、コラムやQ&Aも掲載中。
◆RIOGRANDE カワシマサイクル サプライ
http://www.riogrande.co.jp/
自転車および関連部品の輸入販売などを手がける。変速機用ケーブルの「CLARK'S」、サドルの「fi'zi:k(フィジーク)」、ホイール「FULCRUM」などを取り扱う。取り扱い店舗の一覧もまとめている。
◆キャットアイ
http://www.cateye.co.jp/
速度や心拍数、区間距離などを表示してくれる「サイクルコンピュータ」のメーカー。近年はデータ計測をワイヤレスで行える製品も登場。初心者でも気軽に扱うことができるという。前照灯やリフレクターも販売している。
◆POLAR(ポラール)
http://www.polar.jp/
自転車は、長時間に渡って一定ペースの運動を続けられるのが魅力だが、運動効果をより高めるには心拍数の把握が欠かせない。ポラールはその心拍計を専門的に取り扱うメーカーだ。フィットネス用の腕時計型モデルに加え、自転車のハンドル部に取り付けられるモデルも多い。「Polar CS400」では坂道の傾斜角度なども計測可能という。
◆いいよねっと
http://www.iiyo.net/
GPS機器メーカー「ガーミン」の正規代理店。GPSといえば自動車用ナビを想起するが、自転車用小型製品もあり、「Edge 705」(9万9750円)はその1つ。サイクルコンピュータの機能も一体化されている。
◆MINOURA
http://www.minourausa.com/japan/index-j.html
自転車の室内収納用スタンドなどを販売する。高価なロードバイクは盗難の危険性が高いため、無造作な戸外駐輪は危険を伴う。風雨を避け、より確実に自転車を保管するためにも、室内用スタンドの重要性は高いだろう。
◆シマノ バイシクルコンポーネンツ
http://cycle.shimano.co.jp/
ロードバイクは通常、自転車メーカーがフレームのみを制作し、他の部品メーカーが製造する車輪、変速機、サドルなどを組み付け、完成車として販売する。シマノはその部品メーカーとしては世界でも屈指の存在だ。自転車の軽量化などに興味が出てきたら、ぜひチェックしてみよう。
◆カンパニョーロ(英語)
http://www.campagnolo.com/
イタリアの自転車部品メーカー。シマノと並んで著名な企業だ。「スーパーレコード」などの部品一式で知られている。Webサイト日本語版はないので、英語翻訳サービスなどを使って読んでみよう。
●自転車に乗って出かけよう!
自転車購入後の楽しみは、やはりサイクリングに尽きる。見慣れた街を疾走するのももちろん楽しいが、いつもとは異なる道路には別段の新鮮さがあり、心身のリフレッシュにもつながるはずだ。自転車の購入に踏み切れない人は、貸自転車で専用コースを走ってみるのもいいだろう。
◆日本サイクリング協会
http://www.j-cycling.org/
サイクリングの普及活動や各種イベントを行っている団体。「サイクリスト情報」のページにて、サイクリング入門者向けのガイド、全国25カ所にある「サイクリングターミナル」の紹介記事などを掲載している。交通ルールや保険の記事も一読しておきたい。
◆大規模自転車道(国土交通省)
http://www.bicycle-road.jp/road/
全国に点在する自転車道路を紹介するページ。地図から直接指定、またはプルダウンメニューなどから都道府県を指定すると、域内の自転車道路を地図上にオーバーレイ表示してくれる。現地の写真数点のほか、休憩施設の有無なども簡単ながら掲載している。
◆自転車大好きマップ
http://www.bicyclemap.net/
ユーザー参加型の地図コミュニティサイト。おすすめサイクリングコースや自転車で走りやすい道を指定したり、お手洗いや駐輪場の情報などをアイコン付きで書き込むことができる。
◆自転車産業振興協会 パレスサイクリング
http://www.jbpi.or.jp/pc1.php
皇居東側のエリアで毎週日曜日のみ開放される3kmほどのサイクリングコース。一般的な自転車を現地で借りることができる。ロードバイクのような本格的なものに乗らず、気軽にサイクリングを楽しみたい人に良いだろう。
◆サイクルスクエア 北参道
http://www.cyclesquare.com/
日本自転車普及協会が2010年1月17日まで開設している期間限定スポット。自転車に関する質問に答えてくれる「サイクルコンシェルジュ」が常駐するほか、飲食スペースもある。注目はレンタサイクルのサービス。ロードバイク、クロスバイクなど全12台が用意されており、1000円の料金で4時間まで乗ることができる(保証金3000円)。東京メトロ副都心線の北参道駅から徒歩3分。
◆日本サイクルスポーツセンター
http://www.csc.or.jp/
静岡県伊豆市にある遊園地併設型の自転車施設。上級者向けという位置づけだが、1周5キロのサーキットコースが用意されている(1周600円)。なお競輪選手の訓練のため、利用できない時間帯があるので注意しよう。
◆SHIMAP(しまなみ海道観光マップ)サイクリング
http://www.go-shimanami.jp/rental/
しまなみ海道は、瀬戸内海沿岸の尾道と今治を結ぶ7つの海上橋および道路。日本初の海峡横断自転車道(全長役70km)も併設されている。こちらのWebサイトでは、周辺観光施設の案内を含め、サイクリングの具体的プランを紹介中だ。
◆ホノルルセンチュリーライド
http://www.honolulucenturyride.jp/
自転車の走行会は海外でも盛ん。こちらは、ハワイ・ホノルルで例年行われている自転車イベントだ。約160kmのコースを走るが、時間を競わずに完走を目指す。2009年は9月27日に開催される予定で、エントリーはすでに終了。
◆ランナーズステーションプラスバイク
http://www.runstabike.jp/
ジョギングおよび自転車通勤者向けに、シャワーやロッカーなどの設備を提供する施設。東京・麹町店では全24台の有料駐輪スペースも用意されている。定期契約のほか、2000円×10回分の回数券(有効期限3カ月)もあり。
(2009/9/18)
[森田 秀一]