新プロジェクト管理ツール「Office 365 Planner」提供開始

　Microsoftは7日より、新しいプロジェクト管理ツール「Office 365 Planner」の提供を開始した。Office 365 Business/Enterprise/Educationの契約ユーザーは遅くとも数週間以内に利用を開始できるとのこと。

　Office 365 Plannerは、「プラン」と呼ばれるプロジェクトの新規作成から、各メンバーへのタスクの割り当てや整理、ファイル共有、進行中のタスクに関するチャット、進捗状況の確認などが行えるプロジェクト管理ツール。複数のプランの作成にも対応している。

　それぞれのタスクはボード上にカードとして表示され、ドラッグ＆ドロップで操作できる。カードにはファイルを添付できる。添付したファイルはSharePoint Onlineのドキュメントライブラリに保存されるので、オフラインでの編集も可能。カードからはチャットを行うこともでき、Outlook 2016やOutlook.comから参加することも可能。

　ウェブブラウザー上で動作し、スマートフォンなどのモバイル端末でも利用できる。

　Office 365 Plannerは、2015年12月よりプレビュー版がOffice Insider参加ユーザー向けに提供されていた。今後は数カ月内には、プランのテンプレート、ボードのカスタマイズ、外部ユーザーからのアクセスの各機能や、iOS/Android/Windows向けアプリの提供が予定されている。