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「未来の青空文庫」をテーマにしたハッカソン「aozorahack hackathon #1」、7月30・31日に開催

 本の未来基金は、「未来の青空文庫」をテーマにしたハッカソン「aozorahack hackathon #1」を7月30・31日に開催すると発表した。「多くのエンジニアのアイデアと技術力で青空文庫をより続いていくサービスにしていきたい」としており、青空文庫が公開しているテキストファイル・XHTMLファイル、青空文庫の書誌情報(CSV)、ウェブサイト(www.aozora.gr.jp)のファイルをもとに、新しいプロダクトやサービス、青空文庫の新しいインターフェースなどを開発する。会場は、サイボウズ株式会社の東京オフィス(東京都中央区日本橋)。7月30日には、青空文庫の文書入力・校正管理サーバーの移転状況について報告があるほか、Ruby開発者のまつもとゆきひろ氏による基調講演も実施する。

 本の未来基金は、青空文庫の今後の活動支援などの原資として、広く賛同者から寄付を募るために2013年9月に創設された。青空文庫をテクノロジーで支え、発展させるための新たな取り組みとして、青空文庫を支えるエンジニアコミュニティ「aozorahack」の支援も行っており、その一環として昨年5月にアイデアソンを開催。これに引き続き、今年はハッカソンを開催することにした。今回はプロダクトを制作することが前提のため、参加条件として、何らかのアプリケーションやサービスを制作・開発したことのある、コードを書けるエンジニア/デザイナーであることなどが示されている。