ニュース
フルノ、超高層ビル建設現場で躯体工事段階からStarlinkによるWi-Fi環境を構築し、有効性を確認
2026年2月25日 06:30
古野電気株式会社(FURUNO)は2月20日、超高層ビル「パークタワー大阪堂島浜」の建設現場において、建設現場向けWi-Fiシステム「ゼンゲンバLANシリーズ」および「スターリンク屋外用キット」を導入し、新たなネットワーク構築手法の有効性を確認したと発表した。
ゼンゲンバLANシリーズは、メッシュに対応したアクセスポイントでWi-Fi環境を構築するシステムで、LAN配線に制約がある建設現場においても容易にWi-Fi環境を構築でき、さまざまな現場(全現場)に対応できることを特徴としている。「屋外現場向け」「長距離・広域現場向け」「高層・地下現場向け」のアクセスポイントが提供されている。
これまで、ビルの建設現場でStarlinkを使用する場合、屋上にアンテナを設置する運用が一般的だった。しかし、建物の骨組みとなる構造体を作る躯体工事が進むにつれて、アンテナを高い階に移設する必要があり、運用負荷が大きいことが課題になっていた。
今回採用された新たなネットワーク構築方法では、アンテナを特定階のベランダに固定して設置し、そこから建屋内へネットワーク回線を引き込む構造を採用している。これにより、躯体工事段階で課題となっていたアンテナ移設が不要となり、手間のかからない安定した運用が可能になるという。

