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LINE、GIFアニメの送受信に対応、5周年でロゴタイプ刷新も

 LINE株式会社は27日、「LINE」のiOS版アプリをバージョン「6.5.0」にアップデートし、アニメーションGIFの送受信に対応するなどの新機能を追加した。

 従来も、送信画像にアニメーションGIF形式のファイルを選択することは可能だったが、送信段階で静止GIF画像として送信されていたため、表示も静止状態になっていたという。それが今回、アニメーションGIF形式のままでの送受信および表示が行えるようになった。

 アニメーションGIFの送信は、送信画像を選択する画面で左下に表示される「オリジナル画質」のオプションを選択してから送信した場合に有効になる。同オプションは、高画質な画像などを原本のまま送るためのものだが、アニメーションGIFの場合はアニメーションのオン/オフ選択として機能する。

 このほかにも今回のバージョンでは、タイムライン上ですぐに動画を視聴できる自動再生機能を追加したり、タイムラインでもポップアップスタンプが再生できるようにするなどのアップデートを行ってる。また、トークルームでURLを送受信した際のプレビューを見やすく改善。アルバムで複数の画像を選択順にアップロードできるようにしたほか、写真やテキストなどを他のアプリから直接Keepに保存できる機能も追加している。

 LINEのアイコンや起動画面などに表示されるロゴも、従来の丸みのある書体からシャープなものに変わった。LINEは今年がサービス開始5周年の節目であることを受け、次の5年・10年を見据えたコーポレートミッションを3月に策定。これに合わせるかたちで同社のCI(コーポレートアイデンティティ)についても見直しを行い、5周年のタイミングである6月23日に変更を行っている。新しいCIのコンセプトは、LINEのミッションをベースとして、モバイル上のユーザーニーズを総合的に解決していくことを念頭に、従来のロゴよりもより洗練された形にリデザインしたものだという。

 なお、LINEのAndroid版アプリも7月25日付でアップデートされており、タイムライン上での動画の自動再生機能やポップアップスタンプの再生機能は追加されているが、アニメーションGIFの送受信には未対応。Android版でも、アニメーションGIFについて同様のアップデート対応を予定しているが、時期などは未定だという。