Instapaper、Pinterestによる買収を発表

　米Instapaperは23日、画像共有SNSを手掛けるPinterestにより買収されることを公式ブログで発表した。

　Instapaperは、“あとで読む”ウェブ記事を保存して、iOSやAndroidアプリによりスマートフォンやタブレットで、またはウェブサイトでPCからシンプルなレイアウトで閲覧できるサービス。

　創業者であるMarco Arment氏により2008年にサービスが提供され、2013年にソーシャルニュースサイト「Digg」などを傘下に持つ米betaworksにより買収されていた。

　Instapaperは変更を加えずに今後も提供が継続される。Instapaperでは、共通点の多いとするPinterestに、これまでの経験と開発リソースを役立てたいとしている。

　23日には、開発者向けツール「Instaparser」の新規登録を中止し、既存ユーザーへの課金も停止する。その後11月1日にはサービスを終了するとのことだ。