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jig.jp、「モバツイ」と全関連サービスの提供を12月14日に終了

 株式会社jig.jpは14日、ウェブベースのTwitterクライアント「モバツイ」と、すべての関連サービスについて、12月14日14時に提供を終了すると発表した。

 モバツイは2007年、「movatwitter」の名で藤川真一(えふしん)氏により開発され、iモード・EZweb・Yahoo!ケータイ向けに提供が開始されたウェブベースのTwitterクライアント。サービス開始から5年が経過した2012年4月の時点では、約160万のユーザーに利用されていた。

 2008年には藤川氏が株式会社想創社を起業。2010年1月にマインドスコープ株式会社へと社名を変更し、同3月には「movatwitter」の名称を「モバツイ」へ変更していた。

 2011年4月には、NTTドコモのフィーチャーフォン向けとなる有料のiアプリ「モバツイスコープ」の提供を開始。10月にはスマートフォンに最適化したウェブアプリ「モバツイsmart」、11月にはAndroid向けアプリ「モバツイtouch」を提供していた。

 その後、2012年5月にはマインドスコープが株式会社jig.jpに完全子会社化され、同6月に株式会社jig.jpに吸収合併されていた。

 上記のサービスのうち、10月14日にはモバツイスコープの新規契約を停止し、11月30日にはモバツイスコープの有料版サービスを終了。12月14日14時には、モバツイ、モバツイtouch(無料版・有料版)と、関連サービスである画像送信サービス「写ツ」、Androidアプリ「モバツイWeb起動用アイコン」について、提供を終了する。