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Microsoft、セキュリティ更新プログラムのポータル「Security Updates Guide」開設

2017年2月以降、セキュリティアドバイザリの提供を停止して一本化

 Microsoftは8日、セキュリティ更新プログラムの情報を提供する新たなポータルサイト「Security Updates Guide」を公開した。

 Security Updates Guideは、提供しているセキュリティ更新プログラムと脆弱性情報の閲覧や検索が可能なオンラインデータベースを提供するポータルサイト。2017年2月以降は、これまでMicrosoftで毎月提供していた更新プログラムに関する「セキュリティアドバイザリ」の公開を停止し、Security Updates Guideでの情報提供に一本化する。

 Security Updates Guideにおける脆弱性情報データベースの検索では、期間、製品カテゴリー、Windowsバージョンなどの製品、深刻度、影響度を選んで絞り込めるほか、KBまたはCVE番号を入力して検索できる。KB番号、CVE番号、日付別に並べ替えたり、フィルターをかけて表示することもでき、検索結果はExcelファイルとしてダウンロードすることも可能。

 例えば、特定のWindows 10のバージョン(Ver.1511やVer.1607など)の脆弱性情報だけを一覧表示して確認でき、個別のセキュリティ更新プログラムの情報について、さらに詳しい情報を表示することもできる。「RESTful API」をダウンロードすることで、必要なセキュリティ更新プログラムの情報のみを入手することも可能となっているという。

 また、Microsoftでは、「Windows 10およびWindows Server 2016の更新履歴」のウェブページも公開している。こちらでは、これまで提供された更新プログラムで追加された新機能や不具合の修正点について、Windows 10やWindows Server 2016の各バージョンごとに確認できる。