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POSレジアプリ「Airレジ」ブランドの店舗向け電力サービス「おみせのでんき」販売開始
2016年12月12日 17:52
株式会社リクルートライフスタイルは、サービスローンチから3年が経過したPOSレジアプリ「Airレジ」のアカウント数が25万5000件を突破したことを「Airレジカンファレンス2016」で明らかにした。また、店舗向けの電力サービス「おみせのでんき produced by Airレジ」を12月22日より販売開始すると発表した。
おみせのでんきは、丸紅新電力株式会社が丸紅グループで発電・調達した電力を供給し、リクルートライフスタイルが販売代理店として店舗に提供する電力サービス。電力の小売自由化が始まったものの、何をどうしたらいいか分からないといったユーザーの要望を受けて開始したという。
旧一般電気事業者の同種料金メニューと比較して、割安な料金設定でコスト削減を実現できるほか、契約中の電力会社の検針票のみで申し込めるため、設備投資不要で簡単に切り替えられることを特徴としている。また、専用のマイページから毎日の電力使用量を可視化できるため、店舗の節電対策にもなるとしている。なお、料金はエリアによって異なる。
まずは、レストラン予約・グルメ情報サイト「ホットペッパーグルメ」と美容関連サービスの検索・予約サイト「ホットペーパービューティー」を利用している店舗に対し、先行で申し込み受付を開始。順次、他の店舗にも拡大する予定。
なお、アナログメーターが設置されている場合は、スマートメーターへの交換工事を行う必要がある。申し込みから約1カ月程度で電気の切り替えが完了し、切り替え完了後10営業日程度で丸紅新電力より「契約内容通知書」が郵送される。
カンファレンスではこのほか、決済サービス「AirPay」が「Apple Pay」「iD」「QUICPay」に2017年4月より対応することが発表された。リクルートライフスタイル執行役員の大宮英紀氏は、今後も対応サービス、機能の拡充を図り、「Airレジ、Airサービスを通じて、商いの未来を変えるお手伝いをしたい」と意気込みを語った。