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「opensource.google.com」オープン、Googleのオープンソースプロジェクトポータル

 Googleは28日、同社のオープンソースプロジェクトに関するポータルサイト「opensource.google.com」をオープンした。

 opensource.google.comでは、プロジェクトを検索したり、機能やプログラム言語別に表示することが可能。各プロジェクトのソースコードはGitHubのほか、AndroidやChroniumなど一部はGoogleがホストしている「Google Git」で提供されているが、ポータルには、各プロジェクトの基本的な情報に加え、リポジトリへのリンクが掲載されている。

 このほか、オープンソースプロジェクトのリリースプロセス、パッチの提供方法、サードパーティーのプロジェクトに対する社内での取り扱いなどが記載された各種ドキュメントも公開されている。Googleエンジニアのウィル・ノリス氏はブログで、「当社のオープンソースへのポリシーや手順は、誰にとっても最善だとは限らない。オープンソースにはさまざまな方法があり、公開したドキュメントは『ハウツー』として読まれるべきものではない」としている。

 また、今後は、プロジェクトのライフサイクルや成熟度に関するより多くの情報を追加するとしている。