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「川柳・俳句コンテストシステム」提供開始、投稿作品を縦書き&筆文字の短冊表示に自動変換、「CSS3 Writing Modes」活用
2017年5月29日 13:23
株式会社ドットコムマーケティングは、川柳・俳句コンテストのウェブサイト制作・管理に特化した「川柳・俳句コンテストシステム」の提供を開始した。投稿作品を、短冊に筆で書いたような縦書き和風フォントに自動変換して表示する機能を備えているのが特徴。
同社によれば、これまでウェブサイト上で川柳・俳句特有の雰囲気を表現するためには、投稿された作品を横書きテキストのまま表示せずに、短冊に筆で縦書きしたような“画像”を作成して表示する作業が生じていたという。そのため、公募キャンペーンの定番として全国各地で実施され、参加の手軽さもあって大量の作品が投稿されるケースが多い川柳・俳句コンテストだが、実際は稼働の負荷や運用の手間が課題になっていたと指摘する。
これに対して同システムでは、ウェブサイトの縦書きなどをCSSベースで実現する仕様「CSS3 Writing Modes」を活用することで、こうした問題を解消。画像化する手間をかけずに、大量に投稿される川柳・俳句の“味”を損なわずに表現可能だとしている。CSS3 Writing Modesを使ったウェブサイトを表彰する「たてよこWebアワード 2017」では優秀賞を受賞した。
川柳・俳句コンテストシステムでは、投票機能やSNS用シェアボタン、川柳・俳句専用の投稿フォーム、受賞者発表ページの自動生成機能を実装するほか、投稿作品・投稿者データ(メールアドレスなど)をCSVファイルでダウンロードする機能を備える。
新規投稿作品はトップページの上部に表示することが可能。「新着順」「投票数順」「新しく投票された順」のソート表示にも対応する。
最短0営業日で開設可能。専用サイトから申し込むと、コンテストサイトのURLと管理画面が提供される。基本料金は20万円で、月額料金(サーバー料金、SSL費用を含む)は1万5000円。オプションとして、オリジナルデザイン制作や機能の構築、プロモーション支援などのサービスも受けられるが、価格は要相談としている。