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「第2回全国小中学生プログラミング大会」の応募受付が開始

 全国小中学生プログラミング大会実行委員会は、小中学生(6歳~15歳)を対象とした「第2回全国小中学生プログラミング大会」の作品応募受付を公式ウェブサイトで8月1日に開始した。応募締切は9月15日。入選作は11月中旬に発表され、同月下旬には都内で表彰式の開催が予定されている。

 募集内容は、PC/スマートフォン/タブレットで動作するプログラム、またはアプリ/ゲーム/ムービーなどのソフトウェア、ロボット・電子工作などのハードウェア。いずれも作品の形式や開発言語は問わないが、すべてオリジナルでプログラミングしたもの、または自身による改良に限られる。

 応募は無料で、資格は日本在住の6歳以上15歳以下(2017年4月1日時点)の小学生・中学生。3人以下のグループでの応募も可能。応募数は1人(または1グループ)あたりいくつでも受け付ける。

応募可能なプログラミング言語の例

 募集テーマは「こんなのあったらいいな」。審査員委員長を務める東京大学大学院情報学環教授でCGアーティストの河口洋一郎氏、審査員の株式会社スイッチサイエンス代表取締役の金本茂氏、ロフトワーク代表取締役の林千晶氏、株式会社トレタCTOの増井雄一郎氏、Project Vine副代表でエンジニア/著述家の松林弘治氏が、「発想力」「表現力」「技術力」を基準に審査を行う。

 なお、大会実行委員長は、東京大学先端科学技術研究センター教授の稲見昌彦氏が務め、株式会社角川アスキー総合研究所取締役主席研究員の遠藤諭氏、株式会社UEI代表取締役社長兼CEOの清水亮氏、NPO法人CANVAS理事長の石戸奈々子氏が実行委員を務める。共催には、株式会社朝日新聞社、後援には文部科学省、総務省、経済産業省が名を連ねる。

 稲見氏は「2020年にプログラミング教育が義務教育において必修化されるまで、あと3年を切りました。現在は、まださまざまな人がさまざまなアプローチで、プログラミング教育をどのようにして小中学生に教えていくか、 試行錯誤している段階です。私たちは、プログラミングを『表現する力』を身に付けるために学ぶものと考えています。そこでプログラミングで小中学生の児童・生徒たちが自分の考えを表現することを競う、全国小中学生プログラミング大会を開催。今年で第2回を迎えました。今年ものびのびとした発想に基づく作品のご応募をお待ちしています!」とのコメントを寄せている。