Evernote、iPhone OS 3.0の新機能を生かしたアプリ新バージョン
米Evernoteは17日、iPhoneアプリの新バージョン「Evernote 3.0」を公開した。同日リリースされたばかりのiPhone OS 3.0の新機能を使用したメジャーバージョンアップとなる。App Storeから無料でダウンロードできる。
Evernoteは、メモやアイデア、音声、画像などを、ノート形式でWeb上に保存して管理できるソフトで、情報管理ソフトとして人気がある。
「Evernote 3.0」では、シンクロ機能が大幅に改善した。iPhone OS 3.0の機能を使用し、ノートのコンテンツ以外の情報を大量に連続的にシンクロできるようになった。そのため、何千ものノートを連続的にスクロールできる。また、キャッシュ機能も改良されたため、一度見たノートを再度見る時は即座に呼び出せるようになった。
さらに、iPhone OS 3.0の地図機能を生かすことによって、ノートをとった場所を地図上に表示させ、どの地域でどれだけのノートをとったかを確認できる。また、ノートを日付、タイトル、ノートブック、地名によってグループ分けできるようになったほか、ノートの検索機能が高速化されるなど、大幅に改良されている。
音声録音機能も改良され、録音時間は倍増。録音開始までに押すボタン回数は半減し、音声ノートをとりやすくなった。iPhone内蔵カメラで撮影し、Evernoteに送信する作業も数クリックで行える。
Evernoteでは今後も製品開発を進め、多数の機能を追加していくとしている。
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(青木 大我 taiga@scientist.com)
2009/6/18 11:37
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