セキュアブレインの詐欺対策ツールバー、ウイルスサイトにも対応


 セキュアブレインは23日、同社の個人向けセキュリティソフトの最新バージョン「Internet SagiWall 2.0」をリリースした。希望小売価格は2980円(セキュアブレインショップでの販売価格、1年間使用可能)。Windows 7/Vista/XP(SP2以上)、Internet Explorer 6.0以上に対応する(OSとSPの組み合わせによって、利用可能なブラウザに制限あり)。

 「Internet SagiWall 2.0」では、従来から搭載しているワンクリック/ツークリック詐欺サイトやフィッシング詐欺サイトの検知機能に加え、ウイルスおよび偽セキュリティソフトの配布サイトをブロックする機能を新たに搭載した。

 新機能では、ブラウザで表示されるサイトのコンテンツやリンク情報のほか、スクリプトやプログラムなど複数の要素を分析して危険性を判定。正規サイトが改ざんされ、ウイルスをダウンロードさせる不正なスクリプトが埋め込まれている状態も検知する。このようなサイトに接続しようとすると、ツールバーに赤い「×」印を表示するとともに、うさぎのキャラクターが手でNGサインを示してブロック。警告画面を表示する。

 このほか新バージョンでは、検知除外サイトのリストがカスタマイズ可能になった。


「Internet SagiWall 2.0」のツールバーと警告画面

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(永沢 茂)

2009/6/23 18:29