マイケル追悼式のトラフィック、オバマ大統領就任式に次ぐ規模


 米Akamai Techologiesは、7日に行われたマイケル・ジャクソン追悼式のインターネット中継によるトラフィックが、バラク・オバマ米大統領就任式中継に次ぐ規模だったとの結果を発表した。この2つのイベントはAkamaiネットワーク設立後の1位と2位のトラフィックを記録したとしている。

 マイケル・ジャクソン追悼式では、FlashとWindows Mediaフォーマットを合わせ、218万5000を超えるライブとオンデマンドストリームが配信された。また、Akamai全体のトラフィックは、追悼式の最中に2Tbpsを記録。Flashで配信されたライブとオンデマンドストリームの合計量は548Gbpsを記録していた。

 マイケル・ジャクソン死去のニュースが流れた直後から、Akamaiのトラフィックが増加していたことも明らかにされた。米国東部標準時の6月25日6時30分ごろにマイケル・ジャクソン死去のニュースが広まり始めると、Akamaiのトラフィックを示す指数の1つであるAkamai Net Usage Indexニュース部門では、毎分424万7971ビジターを記録。このうち75%は米国内からだった。平常時には平均200万ビジターだという。

 今回、マイケル・ジャクソン追悼式が行われた米国東部標準時1時ごろのインデックスは、毎分392万4379ビジターだった。このうち330万ビジターは北米からだったとしている。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2009/7/9 12:05