Firefoxのアドオン開発者に寄附できる仕組みの実験を開始
Mozillaは15日、Firefoxのアドオン開発者に対して、ユーザーが寄附できる仕組みの実験をパイロットプログラムとして開始した。開発者に寄附できる仕組みを提供することによって、活気ある健全な開発者エコシステムを支援したいというMozillaの考えによるものだ。
寄附を求めるか否かは、完全に開発者にゆだねられている。開発者が寄附を求めている場合には、アドオン紹介ページに青色で寄附マークと希望金額などが表示される。
決済はPayPalで行い、パイロットプログラムの期間中は金額は米ドルで表示される。ただし、PayPalは多くの通貨に対応しているため、各国の通貨で支払うことが可能だ。また、PayPalは少額決済にも対応しているため、12ドル以下の支払でも比較的安い決済手数料で寄附が行える。
パイロットプログラムの間は、Mozillaは寄附の一部を受け取ることはしない。しかし、将来的に取り決めが変更される可能性までは否定していない。
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(青木 大我 taiga@scientist.com)
2009/7/17 13:53
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