アップル、「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」を8月28日発売
「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」のパッケージ(英語版) |
アップルは24日、次期Mac OS「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」を8月28日に発売すると発表した。Mac OS X 10.5(Leopard)からのアップグレード価格は、シングルユーザーライセンスが3300円、1家族で5ユーザーまで利用できるファミリーパックが5600円。Apple直営店およびApple製品取り扱い店を通じて8月28日から販売されるほか、アップルのオンラインストアでの予約受付も開始された。
また、サーバーOSの「Mac OS X Server 10.6 Snow Leopard」も、無制限クライアントライセンス付きで5万3800円で発売する。このほか、IntelベースのMac OS X 10.4(Tiger)ユーザー向けには、「iLife '09」および「iWork '09」を含む「Mac Box Set」を1万8800円で、ファミリーパックを2万4800円で発売する。
「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」では、FinderやMail、iCal、iChat、Safariなどのアプリケーションを64ビット化。マルチコアプロセッサを有効に利用する「Grand Central Dispatch(GCD)」機能も実装し、パフォーマンスを向上させた。
Snow Leopardの開発にあたっては、Mac OS Xを構成する1000以上のプロジェクトの90%を改良。Finderの反応がより速くなったほか、Mailのメッセージをロードする速さは2倍に、Time Machineの最初のバックアップが最大80%速くなるなどの改善がなされたという。また、OSの容量は従来の半分のサイズとなり、インストール後のHDD空き容量が最大7GB増えるとしている。
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(三柳 英樹)
2009/8/25 12:33
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