「WinMX」利用者2人とレコード会社和解、損害賠償100万円支払い


 日本レコード協会(RIAJ)は29日、同協会会員のレコード会社23社と、ファイル共有ソフト「WinMX」を使って権利者に無断で音楽ファイルを公開していた2人の間で、和解が成立したと発表した。今後二度と同様の権利侵害を行わないとする誓約書の提出と、それぞれ約100万円の損害賠償を支払うことで合意した。

 23社は今年3月、再三の警告にもかかわらず違法な音楽ファイルを大量にアップロードしていた4人の氏名や住所などの開示を、2社のISPに対して請求。このうち情報開示を受けた2人と協議を進めてきたという。

 今回の事案は、RIAJから繰り返し警告を受けながら、800を超える音楽ファイルをアップロードしていたものだという。


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(永沢 茂)

2009/9/29 17:33