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消費者庁と総務省、迷惑メール送信で2社に改善措置命令

 消費者庁と総務省は19日、「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律(特定電子メール法)」に違反して出会い系サイトの広告・宣伝メールを送信した2社に対して、改善措置命令を行った。

 改善措置命令を受けたのは、東京都渋谷区の株式会社EIGHTと株式会社アルファクト。

 EIGHTは、少なくとも2009年1月10日から年10月11日までの間、出会い系サイト「JUICY」の広告・宣伝メールを受信者の同意を得ずに送信するとともに、そのメールにおいて送信拒否できる旨を正しく表示していなかったという。

 一方アルファクトでも、出会い系サイト「LIP ROOM」および「メールカフェ+++無料出会い喫茶+++」の広告メールについて、少なくとも2009年3月6日から10月14日までの間、同様の違反が行われていたとしている。

 なお、9月1日に消費者庁が設置されたのに伴い、特定電子メール法は総務省と消費者庁の一部共管になった。今回の処分は、共管となってから初めての処分だという。

※編集部注:2017年に設立された株式会社Alphaktより、「当記事のアルファクトとは別法人である」とのご連絡をいただきました(2021/4/14)