Twitterトップページが「なにしてる?」から「どうしてる?」に


 米Twitterは19日、ミニブログサービス「Twitter」のトップページ上部に表示していた「What are you doing?」という問いかけを、「What's happening?」に変更した。これにあわせて日本語ページも、「いまなにしてる?」から「いまどうしてる?」に変わった。

 創業者のBiz Stone氏が19日に公開した公式ブログによれば、Twitterの当初のコンセプトは、「What are you doing?」という問いかけに「短くこまめに答えを送ったり受け取ったりすることで、日々の生活の中で人々とつながる簡単な手段」だったという。

 しかし、Twitterが成長するとともに、ユーザーは「What are you doing?」という本来の質問にこだわらず、もっと直接的な「What's happening?」という問いかけに対する答えを期待しているように見えると、Stones氏は指摘する。

 その具体例としてStones氏は、「いまなにしてる?」という問いかけに対して、ユーザーが「すばらしいコーヒーを楽しんでる」と、その瞬間に「している」ことを伝えるケースもあると紹介。

 しかし、Twitterユーザーの周辺では、「アクシデントを目撃し、イベントを開催し、リンクをシェアし、ニュースを報道し、あるいはお父さんが言っていたことを報道する」など、はるかにたくさんのことが起こっているという。

 こうしたことからStones氏は、「いまなにしてる?」が「もはやぴったり当てはまる質問ではなくなった」と指摘し、Twitterユーザーに「いまどうしてる?」と問いかけることにしたと説明している。


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(増田 覚)

2009/11/20 19:07