MicrosoftとYahoo!、検索事業提携で最終合意


 米Microsoftと米Yahoo!は4日、両社が7月に発表した検索事業や広告事業の提携について最終合意したことを明らかにした。両社の共同声明によれば、取り引きは2010年初めに実施される見込みとしている。

 検索事業では、Yahoo!がMicrosoftの検索エンジン「Bing」を採用する。一方、Microsoftは10年間の提携期間中、Yahoo!の検索技術にアクセスする権利と、その技術をMicrosoftの検索技術に組み込む権利を得る。

 広告事業では、Yahoo!は、両社が持つ大口顧客に対する営業とマーケティング活動を独占的に請け負う。一方、小口広告に関しては、両社の広告ともにMicrosoftのAdCenterプラットフォームに集約することなどが盛り込まれている。


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(増田 覚)

2009/12/7 12:34