アジア著作権会議が共同声明、ネット上の著作権侵害に各国で協力


 アジア・オセアニア地域の著作権関連5団体は25日、インターネット上の著作権侵害対策を検討する「アジア著作権会議」の初会合を東京都内で開催。国境を越えた著作権侵害に対して、各国の協力が必要だとする共同声明を発表した。

 共同声明ではこのほか、各国における著作権侵害実態の情報共有を図るほか、民間で共有した情報を各国政府の著作権機関に報告し、民間の活動に理解を深めてもらうよう努力することなどが盛り込まれている。

 アジア著作権会議の参加団体はコンテンツ海外流通促進機構(CODA)のほか、中国音像著作権集体管理協会、韓国著作権保護センター、オーストラリアレコード協会、音楽産業著作権侵害調査株式会社(豪州)の5団体。次回の会合は未定だが、今後も定期的な情報共有の場を設定するとしている。


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(増田 覚)

2010/2/26 19:30