Googleがチリ地震の特設ページ、安否情報検索や義援金募集など


 南米・チリで現地時間の2月27日に発生したマグニチュード8.8の大地震を受けて、米Googleは同日、被災者救済のための特設ページを開設した。「Google Checkout」経由で義援金を募っているほか、安否情報を投稿・検索できるツールなどを提供中だ。

 安否情報の投稿・検索は、ハイチ地震の際にGoogleが開発したツール「Person Finder」で行える。ユーザーは探している人の氏名を英語またはスペイン語で入力すると、別のユーザーが入力した情報を閲覧できる仕組み。

 また、チリ地震に関するGoogle NewsやYouTubeなどへのリンクを掲載するとともに、地震情報を反映したGoogle Mapsを公開。さらに、ユーザーが地図を編集できる機能「Google Map Maker」のチリ版を公開し、ユーザーに書き込みを呼びかけている。


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(増田 覚)

2010/3/1 15:56