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Google Earth 5.2公開〜GPSデータからグラフと軌跡表示が可能に


 米Googleは14日、「Google Earth 5.2」を公開した。バージョン番号は「5.21.1.1329」。GPS対応機能を強化したほか、有料版Google Earth Proには、米国内データが含まれるなど、多くの改良と機能追加が行われている。

 Google Earthはバージョン5.0以降でGPS端末データの読み込みをサポートしているが、今回公開されたバージョン5.2では、インポートできるGPSデータタイプが追加された。 新たに対応したのは、NMEA(.logと.nmea)、 Garmin GDB、 Garmin Training Center、Ozi Explorerだ。 またGarminのGPXファイルからはGarmin fitness extensionsデータ読み込みが可能になった。

 読み込んだデータは、高度、速度等の軌跡をGoogle Earth内に表示することが可能になった。またGPS端末が対応していれば、心拍数データをグラフで見ることもできる。Google Earthペイン画面下に表示されるグラフ機能では、合計最大高度、最大傾斜率、平均速度等の統計を表示することもできる。また、軌跡の一部分を選択し、その部分の統計を表示させることも可能だ。

 また、複数の軌跡をGoogle Earth内で描くことができるようになった。KMLファイルに複数の軌跡データを記述するか、GPSデータを読み込むことで対応する。これらの軌跡は、上空からアニメーションで表示することも可能になった。

 また、Google Earthには埋め込みブラウザーが新たに組み込まれた。そのため、Google Earthで検索した内容を、アプリケーション内でそのまま閲覧できるようになった。これまではページ全体を表示させるために、外部ブラウザーでリンクを開く必要があった。

 この埋め込みブラウザーからリンクをクリックすると、ブラウザーペインが画面にせり出し、ページ全体を閲覧できるようになる。「戻る」ボタンをクリックすれば、そのままGoogle Earthの元の画面に戻ることが可能だ。

 また、有料バージョンである「Google Earth Pro 5.2」では、2010年米国国勢調査データと2015年の予測値、米国内商用居住用不動産区画データ、米国内交通量データがレイヤーとして提供される。

 そのほか、地図上のドローツールと計測ツール、GISデータのインポート機能が改良され、MGRS座標系がサポートされるなど、エンジニア、不動産業者、政府機関等に必要な多くの機能が追加された。「Google Earthプラグイン 5.2」も公開され、時刻調整関連機能が新たに追加されている。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2010/6/15 08:57