Bluetooth v4.0、正式版が公開
近距離無線通信規格「Bluetooth」を推進する団体、Bluetooth SIG(Special Interest Group)は6日、Bluetooth v4.0の正式版を発表した。
Bluetoothは、パソコンや携帯電話、ハンズフリーイヤホンなどを無線で接続できる通信規格。今回承認されたBluetooth v4.0(Bluetooth Core Specification Version 4.0)は、Bluetooth最新版の中核となる仕様で、低消費電力技術が新たに取り入れられることが既に明らかにされていたが、今回、正式に Bluetooth SIGが承認したことで対応製品の開発が可能になった。
Bluetooth SIGのエグゼクティブ・ディレクターであるMichael Foley氏は「Bluetooth v4.0は新市場の扉を開ける」とコメント。さまざまなBluetooth機器が、ボタン電池で長期間駆動できるようになることで、医療機器などでの展開を有望視している。
対応チップの出荷が6日より開始されたとのことで、エンドユーザー向け商品の登場は2010年末~2011年初頭頃になると期待されている。
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(関口 聖)
2010/7/7 16:19
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