「Google Chrome 6」ベータ版公開、オートフィル機能などを追加


Google Chrome 6.0.472.33

 Googleは13日、次期ウェブブラウザー「Google Chrome 6」の最新ベータ版(バージョン6.0.472.33)を公開した。Windows版、Mac版、Linux版がGoogleのサイトからダウンロードできる。

 新しいバージョンでは、オンラインショッピングサイトのフォームなどで、名前や住所の欄が自動入力となる「オートフィル」機能が追加された。情報についてはChromeの内部に安全に保管され、クレジットカードの情報は一切保存しないとしている。

 また、Googleアカウントを利用した同期機能を強化。ブックマーク、設定、テーマの同期に加えて、拡張やオートフィルの同期も行えるようにした。ユーザーインターフェイス面では、URL入力欄(オムニボックス)を変更するとともに、メニューボタンを1つにまとめた。

 パフォーマンスの面でも強化されており、以前のバージョンと比較してJavaScriptのベンチマークでは「V8 benchmark」で15%、「SunSpider benchmark」で15%、「Mozilla's Dromaeo DOM Coreテスト」で64%高速化されたという。


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(三柳 英樹)

2010/8/16 14:00