授業に役立つGoogleの使い方、グーグルが教師向けに教材を公開


便利な検索の仕方を紹介したポスター

 グーグル株式会社は19日、学校教材を提供する教師向けサービス「Google For Educators」を開始した。小学校5年生と6年生を担当する教師を対象に、Googleのサービスを教材に活用する事例を紹介している。

 例えば小学5年生向けには、YouTubeを活用した「方言で話している様子を見る」(国語)、Googleマップを活用した「川のかたちを調べる」(理科)、キーワード検索を活用した「日本各地の気候を調べる」(社会)といった教材がある。

 グーグルによれば、普段の授業で生徒の理解や興味を深められるようにするために、教科書の単元に沿った活用例を紹介しているという。今後は、教材の対象学年を増やすとともに、教材の内容も充実させていく予定。

 グーグルはさらに、生徒が知りたい情報を効率よく探し出せるようにするため、便利な検索の仕方を紹介したポスターも作成した。ポスターではスポーツの結果や地図、天気、通貨、単位、電車の乗り換えを調べる方法を紹介している。


関連情報

(増田 覚)

2010/10/19 17:32