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著名人の写真、中高生の3割がネットに掲載・投稿経験〜権利者団体が意識調査


 社団法人日本芸能実演家団体協議会の実演家著作隣接権センター(CPRA)は10日、インターネット利用者を対象に実施した「肖像使用の実態・意識に関する調査」の結果を発表した。

 調査は、CPRAが社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)に委託し、7月にウェブアンケートで実施したもの。自宅で仕事以外の目的でインターネットを利用している首都圏在住の18〜49歳を対象とした「PC調査」(有効回答1200件)と、携帯電話を保有する首都圏在住の中学生・高校生を対象に行った「モバイル調査」(有効回答705件)がある。

 中高生対象のモバイル調査によると、著名人などの画像・映像の掲載・投稿経験については、したことがないとの回答が67.2%を占めたが、3人に1人にあたる32.8%が、何らかのかたちで経験ありだった。これには、自分のブログやホームページ、画像掲示板、動画投稿サイトへの掲載・投稿のほか、ファイル共有ソフトでの共有も含まれる。調査結果には、入手ソース(インターネット上、雑誌・写真集などからのスキャン、自分が撮影した写真・動画など)ごとの数字も掲載している。

 18〜49歳対象のPC調査では、掲載・投稿経験者は13.2%だったため、CPRAでは、これに比べて中高生は高い数値と指摘している。

 掲載・投稿目的は、「その著名人が好きだから」が最も多く、モバイル調査で59.3%、PC調査で55.1%、次いで「その著名人の存在や魅力を、多くの人に知らせたいと思ったから」がモバイル調査で42.0%、PC調査で42.4%だった。このほか、「自分のブログ・HP等の内容にマッチ、必要だと思ったから」「入手した画像や映像は、他の人も欲しがる価値あるものだから」「自慢したいから」などが比較的多いが、モバイル調査では「なんとなく」も24.2%あった。


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(永沢 茂)

2010/12/13 14:42