大規模障害のSkype、サービス安定化


 Skypeは23日、大規模なサービス障害が発生し、多数のユーザーが「Skype」を利用できなくなっていた問題で、復旧に向けてサービスが安定化したと発表した。

 90%のユーザーに対してサービスを再開し、音声通話、ビデオ通話、インスタントメッセンジャー(IM)は復旧したという。ただし、オフラインのIMやグループビデオ通話などの機能は利用できない状況で、現在も復旧作業を続けている。

 障害の原因については「悪意のある攻撃によって引き起こされたものではない」との見解を示している。詳細は調査中としており、後日、分析結果を発表するという。

 Skypeは今回の障害のお詫びとして、Skypeの有料サービスである「Pay As You Go」および「Pre-Pay」のユーザーに対して、約30分の無料通話ができるSkype Creditのチケットをメールで配布することなども発表している。


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(増田 覚)

2010/12/24 12:44