Google、低品質サイトのランクを下げるアルゴリズム変更、11.8%に影響
米Googleは24日、検索アルゴリズムの大幅な変更を行ったことを同社公式ブログで明らかにした。まず米国でのみ行われ、追って他の地域にも展開していく予定だ。
Googleによると、同社では常に検索アルゴリズムのチューニングを行っているが、変化が微妙なことが多いため、違いに気付く人はほとんどいないとしている。
しかし今回は、検索クエリーの11.8%に影響を与える大きな変更だという。
Googleでは今回のアルゴリズム変更の意図として、低品質サイト(ユーザーにとって価値がほとんどないサイト、他のサイトからコンテンツをコピーしたサイト、役に立たないサイトなど)のランキングを下げ、高品質サイト(リサーチや深いレポート、分析などのオリジナルコンテンツ・情報を掲載しているサイトなど)のランキングを上げるものだと説明している。
なお、Googleでは先週、ユーザーが検索結果から低品質サイトをブロックできるGoogle Chrome用アドオンをリリース。ユーザーから低品質サイトのデータのフィードバックを受けているが、今回のアルゴリズム変更は、それによるものではないとしている。ただし、アルゴリズムで判定した低品質サイトと、ユーザーからのフィードバックの結果を比較した結果に非常に満足しているという。
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(永沢 茂)
2011/2/25 18:11
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