震災で20代の“ポイント募金”経験者が増加、アイシェア調べ


 株式会社アイシェアは11日、ネット上のポイントやアイテム購入などを通じた“デジタル募金”に関する意識調査の結果を公表した。調査は4月1日、東日本大震災の被災地域を除く853人を対象にインターネット経由で実施した。

 それによれば、T-ポイントや楽天ポイントなどを利用して募金する「ポイント募金」を東日本大震災前に利用したことがある人は全体の19.0%。一方、震災以降にポイント募金をした人は25.2%と、震災前よりも6.2ポイント増えた。

 震災後にポイント募金をした人を年代別に見ると若い世代ほど多く、40代は22.7%だったが、20代は38.3%と4割に迫った。なお、20代でポイント募金をした人は、震災前の17.0%から震災後は21.3ポイントの大幅な増加が見られた。

 このほか、インターネットで壁紙やゲームのアイテムなどを購入して募金する「マッチングギフト募金」をしたことがあるという人は、震災前は5.5%にとどまったが、震災後は9.3%に増えた。


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(増田 覚)

2011/4/11 13:41