W3C、ブラウザー上でのリアルタイムコミュニケーション実現に向け規格策定へ
World Wide Web Consortium(W3C)は5日、ウェブブラウザー上でリアルタイムコミュニケーションを実現するためのワーキンググループの設立を発表した。
新たに設立した「Web Real-Time Communications Working Group」では、ウェブブラウザー上でのリアルタイムコミュニケーションを可能にするための、クライアントサイドAPIの規格を策定する。これにより、ウェブブラウザー上で音声や動画などを利用したリアルタイムコミュニケーションが、追加のダウンロードやプラグイン無しに実現可能となるとしている。
また、APIの機能にはピアツーピア型の接続も含まれ、これによりサーバーを介することなくリアルタイムコミュニケーションが実現可能になるとしている。
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(三柳 英樹)
2011/5/9 16:15
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