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国土地理院、東日本大震災被災地域の“斜め写真”を公開


地図上に撮影方向を示したアイコンを表示

 国土地理院は、東日本大震災の被災地を上空からの斜め視点で俯瞰できる写真の提供を開始した。5月22日現在、宮城県の一部の沿岸を公開しており、ほかの地域についても順次に公開する予定だ。

 この“斜め写真”は、国土地理院の測量用航空機「くにかぜIII」によって、被災地の海岸付近の上空700mから撮影したもの。真上から撮影した航空写真や衛星写真に比べると、現地の立体感が得られ、被災地の現状をよりわかりやすく把握できる。

 「電子国土Webシステム」の地図上でカメラのアイコンをクリックすると写真を表示できる。アイコンには撮影方向が矢印で表示されているのでわかりやすい。写真は5616×3744ピクセルと解像度が高く、拡大すると沿岸部の様子がよくわかる。今後は青森県六ヶ所村から岩手県、宮城県を経て福島県相馬市までの沿岸域の撮影を予定しており、復興支援活動への活用が期待される。

【お詫びと訂正 2011/05/27 15:00】
 記事初出時、今後の撮影予定範囲について、「福島県南相馬市まで」と記載しておりましたが、正しくは「福島県相馬市まで」です。お詫びして訂正いたします。


斜めからの視点により被害状況がわかりやすい 写真の左下に撮影日が記載されている



【追記 2011/05/27 15:00】
 国土地理院は27日、すでに公開している133枚に加え、新たに福島県相馬市、宮城県気仙沼市、岩手県陸前高田市などの写真306枚を追加公開したと発表した。


福島県相馬市松川浦付近 岩手県陸前高田市

宮城県気仙沼市 宮城県気仙沼市潮見町・内の脇付近の拡大




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(片岡 義明)

2011/5/23 12:01