コクヨ、スマートフォンに取り込めるノート「CamiApp」


 コクヨS&Tは、書いた内容をスマートフォンに取り込んでデータ化できるノート「CamiApp(キャミアップ)」シリーズを9月7日より発売する。あわせてiPhone向け専用アプリ「CamiApp」が8月8日よりApp Storeで無償配信される。

 「CamiApp」は、スマートフォンのカメラで紙に記された手書きの内容を撮影すると、その内容をスマートフォンに取り込んでデータ化できるノート。ツインリングノートとツインリングメモ、ノートブックがラインナップされ、撮影時には、傾きや台形に取れたノートの内容を自動的に補正する。各ページの端にアクションマーカーと呼ばれる、塗りつぶせる場所が用意され、事前に設定された7つのパターンのうち、好みのパターンで塗りつぶすと、タグを設定でき、データ管理などが行いやすくなる。

 取り込んだデータに対し、専用アプリでは重要な部分を囲んで協調したり、不要な部分を塗りつぶしたりできる。また、専用アプリからEvernote、Dropboxへアップロードすることもできる。

 価格は、ツインリングノート(中横罫、50枚)のB5が441円、A5が388円、A6が315円、同ノートの5mm方眼罫A6が315円、ツインリングメモ(A7、50枚)が241円、ノートブック(中横罫、40枚)のB5が273円、A5が241円、A6が210円。

 対応機種はiPhone 3GS/4で、iPhone 3Gは非対応。iPod touch、iPad 2では画像撮影や補正機能が正常に動作しないことがあるという。Android版は9月に無料で配信される予定。


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(関口 聖)

2011/8/8 15:40