「Skype 5.3 fo Mac OS X」公開、Macで初めてHD画質ビデオ通話が可能に

　米Microsoft子会社でルクセンブルクのSkypeは8日、「Skype 5.3 for Mac OS X」を発表した。バージョン番号は「5.3.0.1074」で、Skypeでは最新のバージョンの利用を推奨している。対応OSはMac OS X 10.5.8（Leopard）以降。

　Skype 5.3 for Mac OS Xでは、Macで初めてHD画質ビデオ通話が可能になったほか、Mac OS X Lionの機能をサポートする初めてのバージョンとなった。

　HD画質ビデオ通話は、Windows版では既に利用可能だが、Mac版ではこれまで利用できなかった。この機能を利用するためには、Mac内蔵のHD画質ウェブカメラか、Skypeが推奨しているHD対応ウェブカメラを使用する必要がある。また、回線速度はアップロード／ダウンロードともに1.5Mbpsを推奨している。

　前バージョンの「Skype5.2 for Mac OS X」もLionで動作させることはできたが、新バージョンではLionのユーザーインターフェイスに正式に対応するとともに、コンタクトリストの表示やグリッド表示への対応、検索方法の改善により目的の人物を見つけやすくしたとしている。