マカフィー、プリペイドカード方式のウイルス遠隔駆除サービス


 マカフィー株式会社は24日、プリペイドカード方式のウイルスリモート駆除サービス「マカフィーウイルス駆除サービス(POSA版)」を発表した。11月29日以降、POSレジを用いてプリペイドカードを有効化する技術「POSA」が導入されている全国小売店で順次販売する。価格は6980円。

 マカフィーの専門スタッフがユーザーのPCにインターネットを介してリモート接続し、ウイルス感染の診断や駆除を行う。セキュリティソフトをインストールしていなかったり、マカフィーのセキュリティソフトを使っていなくても利用できる。対応OSはWindows 7/Vista/XP。

 ユーザーはプリペイドカードを購入後、カードに印刷されている番号を専用サイトに入力して申し込み手続きをするだけで、サービスを受けられる。営業時間は午前9時から午後7時まで、年中無休。プリペイドカード1回の購入につき、PC1台で1つの問題に対応する。2台目のPCやウイルスに再感染した場合は、新たに購入する必要がある。

 マカフィーによれば、POSAを導入している流通各社は、プリペイドカードカードを在庫リスクなく販売できるのが特徴という。POSAはインコム・ジャパン株式会社が提供する技術。全国のコンビニや家電量販店、大型スーパーなど2万5000店舗に導入されている。


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(増田 覚)

2011/11/24 14:30