Evernote、“食”と“人”の備忘録iPhoneアプリ

　米Evernoteは7日、食の体験を記録するためのiPhoneアプリ「Evernote Food」と、出会った人を記憶するためのiPhoneアプリ「Evernote Hello」を公開した。どちらも英語版のみだが、App Storeから無料でダウンロードできる。

　Evernote Foodは、食事の写真を投稿するとともに、タイトル、場所、タグ、コメントを付けられる。写真は何枚でも追加することが可能。場所は「Place」というボタンをタップすれば、周辺の飲食店情報が表示される。

　Evernote Foodの食事は、文書や写真などを保存できるクラウドサービス「Evernote」と同期する。このため、PCやスマートフォン、タブレットなどEvernoteに対応しているあらゆる端末から、Evernote Foodの記録を閲覧できる。

　Evernote Helloは、一度会った人を忘れないようにするためのアプリ。同アプリを起動して初対面の人にiPhoneを手渡し、名前や連絡先を入力してもらう。もちろん、iPhoneを渡さずに、プロフィールを教えてもらって自分で入力することも可能だ。

　プロフィール入力後は写真を撮影する。カメラボタンをタップするとフロントカメラが起動し、iPhoneを目の高さまで持ち上げるように指示が出る。その位置まで持ち上げると、自動的に4枚の写真を連続撮影する。撮影後は出会った場所やコメントも追加できる。

　いったん人物を登録すると、その人と再び出会ったときに情報を追加することも可能。また、トップページでは出会ったすべての人の写真が日付順で縦に表示する。顔写真をタップすると、その人の情報が閲覧できる。

　Evernote HelloもEvernoteと同期するため、PCやスマートフォン、タブレットなどの端末からEvernote Helloの記録を閲覧できる。