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偽セキュリティソフトの被害に注意、OS・ソフトは最新の状態に〜IPAが呼びかけ


偽セキュリティソフトの画面例

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は5日、偽セキュリティソフトの被害に関する届出が多く寄せられているとして、ユーザーに注意を呼びかけた。

 偽セキュリティソフトは、「ウイルスに感染している」「ハードディスク内にエラーが見つかりました」といった偽の警告画面を表示して、対策と称してユーザーに有償版製品の購入を迫るもの。2月にIPAに寄せられた相談24件のうち、20件が偽セキュリティソフトの被害に関するものだったという。

 IPAの分析によると、2011年12月〜2012年2月に届出のあった偽セキュリティソフトの感染被害12件のうち、11件のユーザーはウイルス対策ソフトを使用しており、定義ファイルも最新の状態に更新して使用していた。また、12件中11件が、ウェブサイトの閲覧時にウイルスをダウンロードさせられる「ドライブバイダウンロード攻撃」の被害によるものだった。

 IPAでは、ドライブバイダウンロード攻撃ではOSやソフトの脆弱性を悪用するため、OSやソフトを古いバージョンのままにしておかず、常に最新の状態に保つことが有効だとして、PCにインストールされているソフトが最新の状態であるかを確認できるツール「MyJVNバージョンチェッカ」の利用を推奨している。

 また、感染被害に遭った12件のうち、7件はPCを初期化することで復旧しており、PCそのものが動作しなくなってしまう場合に備え、重要なデータをバックアップしておくことも勧めている。


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(三柳 英樹)

2012/3/6 06:00