Flash Playerに新たな脆弱性、Adobeがセキュリティアップデートを公開
米Adobe Systemsは5日、Flash Playerのセキュリティアップデートとなるバージョン11.1.102.63を公開した。Windows版、Mac版、Linux版、Solaris版が用意されており、Adobeのサイトからダウンロードできる。
Android向けのFlash Playerについても、同様のセキュリティアップデートとしてバージョン11.1.115.7(Android 4)とバージョン11.1.111.7(Android 3以前)が公開された。Firefox 3.6などのFlash Player 11をサポートしていない製品向けにも、バージョン10.3.183.16が公開されている。
今回のセキュリティアップデートでは、2件の脆弱性を修正。うち1件の脆弱性は、特別に細工したコンテンツを表示させることで、任意のコードを実行させられる危険のあるもので、深刻度は4段階で最も高い“Critical”と評価されている。
また、ブラウザーにFlash Playerが統合されているGoogle Chromeでも、4日に公開されたバージョン17.0.963.65でこの問題が修正されている。
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(三柳 英樹)
2012/3/6 12:57
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