ヤフー、銀行系フィッシングサイトの被害防止対策を強化、各銀行と連携
ヤフー株式会社は25日、銀行系フィッシングサイトの被害防止対策の強化のため、一部の銀行と連携することを発表した。各行から提供されるフィッシングサイトのURL情報を、Yahoo! JAPANで提供しているフィッシング対策機能に反映させる。みずほ銀行、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、ゆうちょ銀行などから、4月下旬より順次、情報の提供を受ける。
対応予定の機能は、 「Yahoo!ツールバー」(Internet Explorer版バージョン7.3)のフィッシング警告機能、「Yahoo!あんしんねっと」(Windows版/iPhone版/iPad版/Android版)における疑わしいサイトのブロック機能、「Yahoo!メール」のフィッシング対策機能、Android向けブラウザーアプリ「Yahoo!ブラウザー」のフィッシング警告機能。
ヤフーではこれまで、独自パトロールやユーザーからの申告、フィッシング対策協議会から提供を受けたフィッシングサイトのURLをデータベース化し、各種機能に利用していた。今回、銀行から直接情報の提供を受けることで、フィッシングサイトをすばやく警告/ブロックできるようになるとしている。
関連情報
(永沢 茂)
2012/4/26 11:00
-ページの先頭へ-