NTT西、消費電力の“見える化”で節電を支援する「フレッツ・エコめがね」


 西日本電信電話株式会社(NTT西日本)は、家庭の消費電力量を“見える化”することで節電を支援するサービス「フレッツ・エコめがね」を7月17日に開始する。

 家庭の分電盤に取り付けた「電力測定センサー」をインターネットに接続することで、PCやスマートフォン、タブレット端末を使って、自宅や勤務先などの外出先から消費電力量や当月末見込みの電気代を確認できるクラウド型サービス。

 電気代はクラウドサーバー側で計算するため、各電力会社の料金プランや毎月変動する電気料金にも対応する。サービスを利用している他の世帯との比較も行えるため、自分の節電度合いを把握したり、新たな節電目標を設計することも可能だとしている。

 フレッツ・エコめがねの初期費用は2100円、月額利用料は210円。電力測定センサーは購入する場合は1万8375円、レンタルする場合は月額451円。電力測定センサーの取り付けをNTT西日本が実施する場合は工事費・派遣費が別途1万2075円必要。

 提供エリアは富山県、岐阜県、静岡県以西の30府県。利用条件としては、「フレッツ光」を利用していて、Wi-Fi環境がある家庭。サービス申し込み受け付けは6月21日から開始する。

サービスイメージ

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(増田 覚)

2012/5/23 14:03